毎週日曜日の朝は 日本テレビの 『
所さんの目がテン!』 という番組を見ています。
石けんに役立ちそうな過去の目がテン!を いつでも見れるようにしておこうかと…。(笑)
毒蛇退散!? こいのぼり第932回 2008年5月4日 放送
5月5日は子供の日であり、そして男の子のお祭り、端午の節句です。
そこで今回の目がテンは、こどもの日に欠かせない「鯉のぼり」を科学します。
毎年、男の子の健やかな成長を願って揚げる日本の風物詩の鯉のぼりですが、なぜ鯉のぼりを揚げるのでしょうか?
実は古来より、鯉は滝を登って龍になると言われ、立身出世の象徴なのです。
それにしても鯉が本当に滝を登るなんてありえないと思いきや、葛飾区のある公園の池で、鯉が滝壺からジャンプして岩の上に着地する姿が見られたのです!
実は、普段鯉は水位の深い淀みにいますが産卵期になると、他の魚に卵を食べられない水位の低い浅瀬に移動して産卵します。
滝登りは、鯉が産卵するため上流に移動する姿だったのです。
さて、縦に並んで揚げられる鯉のぼりですが、色の順番は、なんと一番上が黒ということだけ決まっていてその下の順番は決まっていないのです。
童謡にも出てくる「真鯉」(まごい)とは野生の黒い鯉のことで、「緋鯉」(ひごい)とは一般的に錦鯉をさします。
江戸中期は黒い真鯉一匹でしたが、緋鯉は江戸末期に突然変異で産まれたので赤や黄の鯉のぼりはそれ以降にできたのです。
だから最初からある真鯉は一番上というわけです。
伝統的な手作りの鯉のぼりは、江戸時代から使われている、豆汁(ごじる)によって紫外線から守られていた。鯉のぼりは毎年100万本も作られていますが、その内伝統的な手作りの鯉のぼりはなんと500本しかありません。
そこで矢野さんは愛媛県宇和島市の貴重な手作り鯉のぼりを作っている職人さんを訪ねました。
工程は、下絵を描いた真っ白な木綿に墨や天然染料でウロコの一つ一つに至るまですべて手作業で繰り返し色を着けていくというものでした。
そして、50年前の全長9mもある巨大鯉のぼりを見せてもらうと、なぜか50年間毎年外に揚げているのに日焼けで変色せずに新品と色が変わりませんでした。
これはなぜでしょう?
そこで、手作り鯉のぼりと一般的なナイロン製の鯉のぼりを日焼けマシンに入れ、黒い部分がどのくらい変色して青くなるのか調べてみました。
黒い部分が日焼けすると、紫外線の影響で、黒の色素が青に変色します。
マシンで焼くこと2時間、特殊な機械で測定してみると、ナイロン製に比べて手作り鯉のぼりの変色はわずか4分の1以下だったのです。
でもなぜ、手作りの鯉のぼりは日焼けしにくいのでしょうか?
その秘密は昔から使われている天然の材料にありました。実は、生の大豆の粉を水で溶いた
「豆汁」(ごじる)と呼ばれる汁が、鯉のぼりを日焼けから守っていたのです。
豆汁を塗ると、大豆に含まれる脂質の一種
「レシチン」が紫外線を熱に代えて逃がすので変色が起こりにくくなります。
この
レシチンという成分は日焼け止めクリームにも使われています。
ところで、縁起がいい魚は他にもいるのに、なぜ鯉のぼりは「鯉」でなければいけないのでしょう?
そこで、鯉のぼりの他に、めでたい「鯛のぼり」と運気が上昇する「鰻のぼり」を作って、3つの「のぼり」を常に強い風が吹いている公園で揚げてみました。
するとさすがの鯉のぼりは、本物の魚が泳いでいるようにゆらゆらと尾を揺らしていますが、なぜか鯛のぼりと鰻のぼりの動きが不自然でした。
そこで今度はそれぞれの「形」の模型を使い検証してみます。
空気の流れが見えるように煙を流して観察してみると、まず、鯛のぼりは口が小さいので空気がほとんど入っていかないため、風で膨らまなかったようです。
一方鰻のぼりは大きい口からたくさん空気が入り、そのまま尾まで流れています。
そして、鯉のぼりは口から入った空気の流れが尾に近付くにつれ速くなっていました。
実はこの風速の違いがとても重要なのです。
先が細くなっていると、空気が勢いよく出ていくためバランスが崩れ、空気の流れが色んな方向にブレるのです。
だから鯉は泳いでいるように体をゆらゆらさせ、ウナギは真っ直ぐ伸びきっていたのです。口が大きく尾がしぼんでいる「鯉のぼり」は、風に泳ぐのに理想的な形だったのです。
危険な毒蛇からわが子を守る鯉のぼりは、子供の日に欠かせないものなのだ! しかし、日本人はなぜわざわざ「鯉のぼり」を揚げるのでしょうか?
日本の古代伝承の専門家によると、古代の人々は細長い布を振れば邪気がはらえると信じていたと言います。
この細長い布が鯉のぼりに形を変え江戸時代の人々にも色んな邪気から身を守ると信じられていたのです。
そこで、日本古来の邪気といえば毒蛇!
鯉のぼりは毒蛇から子どもを守れるのでしょうか?
鯉のぼりVSマムシの大実験です。
まず120匹のマムシの中にポールだけを立ててみましたが、15分たっても動きに変化はありません。
そこで鯉のぼりを揚げてみると、なんとマムシ達はそそくさと逃げ出し、1時間後には鯉のぼりのそばからほとんどマムシがいなくなりました。
これは、鯉のぼりがはためいて起きた空気の振動とポールの揺れが、マムシの優れた皮膚感覚に伝わって逃げたようです。
鯉のぼりは我が子をマムシなどの危険から守るために有効な手段だったのです。
引用元:日本テレビ
所さんの目がテン!
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